2025/08/18 21:52
デカフェ2種については、商品ページを更新しております。
なお、所要で19日から22日まで遠出するため、18日夕方以降のご注文につきましては、23日以降の発送となります。
今回は、エチオピアはより浅めに、フルーティーな味わいをしっかり引き出すことを意識しました。
コロンビアは、しっかり火を通すことで甘さと苦味のバランスを意識しました。
浅煎りと深煎りの二極をデカフェでもぜひ。どちらもおすすめです。
コーヒー豆についてより専門的な内容やより深掘りされている内容などは、すでにネット上ではたくさんのショップさんや、SNS、動画などで上がっていて、ここであえて説明することもないとは思うのですが、燦月ノ海の珈琲豆を美味しく飲んでいただくための案内というか、ご紹介をいくつかさせていただきます。
焙煎した珈琲の飲み頃、保管などについて
燦月ノ海では、月一回のシェアロースターでの焙煎をしてからネットショップでその豆を販売しています。そのため、注文いただき次第、焙煎して、焙煎仕立ての珈琲豆をお客様に届ける、というのは少し難しいやり方かもしれません。
ただ、コーヒーにはエージングと呼ばれる熟成期間のようなものがあります。焙煎仕立ての珈琲豆にはガスが溜まっていて、抽出の際の味や香りを引き出しにくいことがあります。これをスモーキーな味わいとして好まれる方もいらっしゃいますし、考え方もそれぞれなので、どれも正解です。燦月ノ海は、煎りたての珈琲も美味しいですがエージングが進むことで、変化していく味や、香りの引き立ち方も魅力だと考えています。もちろん、飲み頃のピークを過ぎるとどんどん鮮度は落ちてしまいますが。※粉に挽いた状態だと、香りも鮮度も早く失われてしまうので、できるだけお早めにお飲みください。
特に浅煎りの豆については、日が経つにつれ、ガスがぬけ、香りや味が引き立ってきます。豆によりけりなのですが、大体一週間から二週間、ものによっては1ヶ月後が最も香りと味が出てくる豆も。季節や天候、気温、湿度、保管状況などにより状況は異なってくるので、一概に言えないところがありますが。
そこで、珈琲豆の保管の仕方についても少しお話しさせていただきます。
エージングで香りや味がピークを迎えてるけど、まだ豆は残っていて、一気に挽いて淹れてしまうのは勿体無い。自分のペースで大事に使い切りたいという方も多いかと思います。
その時は、今が一番香りが良いと思ったタイミングで、冷凍保存すると、そこでエージングが止まると言われています。注意しないといけないのは、しっかり密閉、空気を抜いて保存しないと、冷凍庫の匂いがついてしまい、珈琲の香りが失われてしまいます。現在の燦月ノ海の珈琲豆でしたら、200gの袋はジップで閉じれるので、さらにジップロックなどで二重に封をするなどすると、長期間保存が可能になります。
飲む時は、常温に戻さず、そのまま挽いて淹れて大丈夫です。
焙煎仕立ての珈琲豆をお届けできるかは、ご注文していただく時期によってしまいますが、タイミングが合えば、ちょうど飲み頃にお届けできることもあります。7月焙煎のインドネシア・バリ中浅煎りも、エージングも良い感じに進んでいるため、引き続き扱っております。デカフェ2種の他に8月焙煎の豆も、もうまもなく商品ページを公開しますので、お待ちください。