2026/06/06 22:13



コピ・ルアク


コーヒー好きの方は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。


インドネシア産のコーヒー豆。ジャコウネコが食べたコーヒーチェリーが体内で発酵し、排出された糞の中から採取される希少なコーヒー豆。世界でも有数の高級コーヒーとして知られています。


私は珈琲屋をやらせていただいていますが、それ以前に、みなさんと同じコーヒーラバーの一人。ですが、飲んだことはありません。正直、縁もないと思っていたくらいです。(養殖ワカメシーズンにコーヒーを淹れていた際、漁師さんから「コピ・ルアク飲んだことある?」と聞かれたこともありますが……。)


扱っているお店もあまり見たことがありません。記憶に残っているのは、確か一杯¥5000いくかいかないかくらいだったか……。

一杯にかける価値観というか、一生に一度は飲むべきか?と悩みつつ、結局その時は頼むことをしませんでした。


最近のコーヒーの本流はスペシャルティコーヒー。スペシャルティコーヒーの定義(この話題についてはまた改めてするとして)にも関連しそうですが、ジャコウネコにコーヒーチェリーを食べさせて発酵させるという工程が、動物愛護などの観点からもあまり良しとはされない風潮があるように感じられます。


昨年参加したSCAJでは、インドネシアの生産者の方によるセミナーに参加する機会がありました。その中で、大学の研究機関と協力し、ジャコウネコの酵素を培養することでコピ・ルアクの代替となるコーヒーの研究が進められているとのことでした。

そのコーヒーをカッピングする機会はあったのですが、そもそものコピ・ルアクを飲むことがあるなんて思いもしませんでした。


今回、このような貴重な機会の巡り合わせに感謝しながら、美味しくいただいております。


燦月ノ海にてコピ・ルアクを取り扱う予定はありませんが、同じインドネシアのマンデリンは継続的に扱っています。




コピ・ルアクが希少性で知られるなら、マンデリンはその味わいで愛され続けてきたインドネシアを代表するコーヒーです。

深煎りにしても浅煎りにしても、その強い個性は変わりません。今回は中深煎りにてご用意しております。


おかげさまで、5月焙煎分のご注文も順調にいただいております。

限定配信noteもそろそろ新しい内容の更新を考えていましたが、マンデリンの魅力を伝える内容も書きたいですね。

(ご注文いただく前に、更新しなければ…)