2025/07/30 20:39

先月、インスタグラムでご紹介しましたが、ここに改めて、ご紹介します。

広島、長崎の平和記念公園、そして沖縄のひめゆりの塔。たくさんの千羽鶴が奉納されているのを行ったことがある方はご存知かと思います。

これらの千羽鶴、一部は恒久的に保存、保管されていくものもあるようですが、リサイクル資材として様々な形に生まれ変わっていくようです。今年の6月、広島へ行ってきました。平和記念資料館のミュージアムショップでも、折り紙、再生紙のノートやメモ帳などが販売されてました。

コーヒー豆を入れる袋そのものも、土に還るもの、バイオマス、再生可能な素材であるかこだわりを持って探していた中で出会ったこの梱包材。広島や沖縄の折り鶴を再利用したものというのは、とても意義深いものがあると思いました。箱のサイズや厚さの関係上、ご注文の量によっては違う配送用の箱を使用する場合もありますが、200g以上ご注文の方には、この箱を使用するようにしています。


コーヒーの話とは直接関係ない話かもしれませんが。

広島への原爆投下から80年。いまも世界中で戦争が続いており、コーヒー豆の主な産地であるアフリカ、アジア、中南米、その各地域でも例外ではない国々が数多くあります。

コーヒー・一杯のために世界はどう動いているのか、それは机上で学ぶだけでもたくさんの物事が動いているのを窺い知ることができます。現地では、きっと自身の想像など軽く打ち破られる程の、きっともっと大きな世界が動いているのだろうと思います。

小さな個人の意識であっても、暮らし・日常の中で、自然環境の事や、生産者や生産地に少しでも何かが還元することを大事にしたいと考えています。







8月6日を迎える前に改めて。